8月30日、奇襲

6時起床。今日も妻を起こして送迎してもらう。いってきますと手を振ったが妻は気だるそうに手をあげるだけだった。

 

送迎感謝といつもありがとうのLINE。

今日の妻の予定は義母とドレスの試着だ。ドレスの話、また聞かせてね、といっても反応がない。戦果は期待できなさそうだ。

 

10時ごろ、妻国からの奇襲。

駅まで車で行ったそうだが、何故か鍵を掛けずにパーキングに停めたらしい。車の中の見えないところに鍵を置いてある。自分は帰り送ってもらうから乗って帰って欲しい、とのこと。

乗って帰るのはよいが、車を鍵を掛けずに放置するのはさすがに危険!ちょっと待てとなりかけてふと思った。そういえば昨日も同じようなことがあったなと。

朝、メガネをかけずに運転しようとしていた。

 

もしや、危険なことの判断さえつかないほど正常な思考が不可能になっているのでは?

 

妊娠悪阻を疑って調べてみたが、脱水や体重の急激な変化はないのでひとまず大丈夫か。

精神的にかなり疲弊しているのだろう。判断能力を失くすほどであるなら、これまでの発言にも説明がつく。モノだからまだいいが、これが自傷に向かいでもしたら一大事である。

 

そういう認識で様子を見たほうがよさそうだ。

とりあえず、了解と返事。車も心配だしなるべく早く帰ることにしよう。

 

帰りに神社に寄って、妻のつわりが早く治るように祈願。お守りも買って妻の鍵にでもこっそりつけておこう。安産より、とりあえず健康がいいかな。

 

帰路に着いたところで妻から連絡。

今日は実家に泊まるとのこと。

 

はいはい。全然いいですよ。